3・職人技: 2007年3月アーカイブ
面土をおさめたら「防災のし大」を1.5寸角の上に乗せます。通りを揃えておさめていきます。
後は「防災のし小」を積み上げていきます。この場合完全乾式ですので南蛮漆喰などまったく使用しません。
先日能登半島地震が起きました。多くの被災者の方が出られ心より御見舞い申し上げます。私たち九州熊本に住み、2年前の福岡西方沖地震もあり本当に地震の怖さを身近に感じております。今私たちに出来ることを考えますと、予期できぬ天災に対して日頃より防災意識を高め生活をしていく以外ありません。地球全体が異常気象を起こしている今、何が何処で何時起こるか分かりません。一人一人が環境を考えていかなければ私たちの未来はけっして良い方向には進んでいかないと思います。
これからも少しでも皆様のお役に立てるものを考えていきたいと思います。
次に山城乾式面土を南蛮漆喰を使いながらステンレス線で緊結します。
今回の屋根は棟の不陸が多少ありましたので、面土を二つに割って施工しました。下地がしっかりしていると面土を割らずに工事することが出来ます。前に説明しましたがこの面土は今まで棟土台に使っていました南蛮の量が半分以下ですみますし、何より施工の人工数も断然少なく、また1日で土台の乾燥を待たずに一気に工事が出来ます。地元をはじめ、また佐賀県の工事店様にも「この面土を使い始めたら全然工事が楽になり早く工事が完了するようになった」とお褒めの言葉をいただきました。
まず垂木に強化棟を取り付けます。その強化棟に45ミリ角の木材を通りを確認してビス止めします。
最近は、南蛮しっくいを使った棟工事と合わせて強化棟金具を使った防災棟工事が増えてきました。どうしても九州地方は台風の被害が多く、屋根本体工事に対しては防災瓦にしたり、全数釘止め等で対策できますが、棟に関しての防災対策が疎かになりがちでした。今回くまもと住宅フェアーでもキャンペーンをしましたが、当社としましてこれからもよりいっそう防災対策に力を入れていきたいと思います。
